いつか開いた個展のタイトル。
人生の切なさに終止符を打ちたくて、
小さな四角に全部を込めた。
日記は詩で詩は日記。
すべての此れらが遺書だから。
もうなくなること、さびしくないよ。
離れることから離れよう。
距離感を抹消しよう。
殺してしまった優しさや愛を、
感じてしまった苦痛のあれこれを、
棺に入れて火葬した。
感じてしまった苦痛のあれこれを、
棺に入れて火葬した。
日記は詩で詩は日記。
すべての此れらが遺書だから。
すべての此れらが遺書だから。
もう失うこと、こわくないよ。
失うことを失おう。
喪失を埋葬しよう。
失うことを失おう。
喪失を埋葬しよう。
増えることに惑わされた日々の最期に、
悲しみがあるから喜びがあるんだなんて妄想を、
「命」なんて鮮やかさを黒と白で染め上げる。
その手と手で踊るのは、祝福の鎮魂歌。
もう失うこと、こわくないよ。
失うことを失おう。
喪失を埋葬しよう。
そうして白い花を添えよう。
枯れない笑顔に花束を贈ろう。
枯れない花束を贈ろう。
失うことを失おう。
喪失を埋葬しよう。
そうして白い花を添えよう。
枯れない笑顔に花束を贈ろう。
枯れない花束を贈ろう。
今が終わりでもかまわないと思える僕は、
きっとこれでもかと素敵な顔をしてる。
2026年2月9日月曜日