ペテンの世界

あの頃の僕らなら
これさえあればと
きっとひとつになれること
希望持っていた

0だけが無限という
終わりを矛盾し持って
空あおぐ人々に
夜空という模造を魅せる

ペテンに輝く世界は
今日も僕らを嘲笑う
ペテンに煌めく世界は
昨日の君もふいにする


この頃の僕らなら
なんにもないねと
ただ壊れに壊れた
それらを見ていた

1だけが意識という
関わりを持ち寄って
手を伸ばす 夢ヨコ目に
夜明けをきらり嘯く

ペテンに輝く世界は
今日も僕らで気を晴らす
ペテンに煌めく世界は
明日の君もはじき出す


世界が僕らを見捨てても
僕らが僕らを見捨てない
それさえ物語にされ
娯楽と消費されても


ペテンに輝く世界を
いつかのおとぎで照り返す
ペテンに煌めく世界を
いつかの無色で塗り変える