「甘えるな」という甘え


この社会はあまりにも
「甘える」
というコトを悪にしすぎている。

「甘え」というコトバを
ネガティブなイミで使う人たちの
そのコトバを借りるなら…

「甘えるな」ってコトバに
「甘えて」んじゃねーよ。

そう言いたい。


なんてね。





誰かが傲慢と呼ぶそのあたりまえを傲慢とする宇宙法則の傲慢さは


私も、種を問わずすべての他者も
この宇宙に存在するあらゆる有感生命が
常にさいわいであれる
物理法則の世界にいたかった。

さいわいの形がそれぞれである限り
そのそれぞれをそれぞれが脅かさないまま
それらの形が叶う法則の中にありたかった。

たとえば、衣食住足りているだけで
さいわいなのだから
それに感謝し謙虚でいなさい
と言われるけれど
衣食住が整っていないと苦痛を感じたり
命の危機に陥る…そんな肉体なのであれば
環境と肉体はもっと連動して
快適さを保障するものであってほしかった。
ライフラインが安定していることなんて
どこに行ってもあたりまえであってほしかった。

そんなのあたりまえだろって
そういう態度を傲慢と呼ぶのなら
傲慢でいられる世界であってほしかった。

それはもはや物理法則であるのだから
リンゴが木から落ちるだけのように
そこには謙虚も傲慢もない。
そんな世界で、あってほしかった。

あってほしかった。

誰かが傲慢と呼ぶそのあたりまえを傲慢とする
宇宙法則の傲慢さは追求されないまま
個の有感を弄ぶことは許されるのか。

許されることと許されないこと。
私にとってはこの世界の多数派の感覚のそれが
まったくのあべこべで。
私は生まれてくる星をまちがえた。

ただ一筋の差し色だけに見惚れ続けて
死なないほうを選んでいる。

今日も視界がくらくらする。



パステルブルーに包まれて


起床の習慣 デパス一錠 

白にほんの少し水色が混じったイメージの

その錠剤をこくりと飲み込む

そうすると

この中心に充満する不安がぼやけてくれるのだ

それは霜月の早朝

錠剤の色に似た白縹の霧が

視界を覆い隠してくれるように






カウンターファッション


一世一代の覚悟というフリルを

倫理と言う名の糸で縫って

反射素材のドレスは投影同一視を誘うから

あなたの不協和を跳ね返す

判決日たる今日この日の夜に

あなたの前からパニエを翻し去っていく私は

既にあなたの背後にいる

理想主義という現実主義者




「?」


意識の変容の話なのだ

すべてはそれでしかない

お金って何?

国って何?

家族って何?

種の保存って何?

弱肉強食って何?

食物連鎖って何?

「?」「?」「?」

あたりまえとされてきたことに
「?」を持ってみること

そこから
すべての変化がはじまるのだ






ゆめかわいいの前提


ユニコーンの自由意志

乙女を乗せるか乗せないか

パステルに甘んじるか

そこには確固たる合意がある

ゆめかわいいが成り立つのは

誰も彼に手綱をつけたりしないから

ラベンダーのたてがみは

虹色の風になびくだけ



少女Sの本音


恋心が桃色なんて
一体全体 誰が決めたの?
私のは燃えるような紅
灰色の私の心臓に
映える差し色の紅を
残してくのが想い人
だから 紅は恋の色
奇人変人と言われても
その花の色は紅ではないと
物見遊山に笑われても
感じたように染めさせてよ
これが私の恋の色
君にとっての差し色になりたい



かくれんぼ


空谷の 

底にこころのかくれんぼ

見つからぬ

ままの夕暮れ

置いてけぼりの