たとえばカテゴライズは
ノックを可能にするための扉であって
排他の精神に則った有刺鉄線ではない
ましてや
自分や誰かを閉じ込めるための鉄格子ではない
空白を読み取ってほしい
なんて言い出したら
そもそも言葉なんて紡ぐ必要性がない
私の存在が空白になってしまう
気体になって
気体になって
炭酸みたいにどこかに抜けていってしまう
それでも
行間に何かを感じてくれるあなたが
テレパシれるあなたが
気体になった私でさえも
感知してくれるあなたが
触れないはずの気体に
気体を気体のまま閉じ込めずに
新しいカテゴリを与えて
きっとノックを可能にする
2019年10月23日の日記より
加筆修正済み
2026年8月6日木曜日