帰り路に落ちる


散らばる薬は涙の痕のように
けっきょく私を救ってはくれなかった
どれだけ大事に思った何ものも
全ては泥に還っていった

いつかいつか
何も無い世界へと
いつかいつか
何も無い世界へと


広がる視点は焦点も合わなくて
けっきょくせめてもの原点に立っていた
こんなに強く支える生きがいも
全ての合間に無力を挟む

いつかいつか
何も無い世界へと
いつかいつか
何も無い世界へと


もういいの
そんなとこにいなくても
もういいの
そんなとこで膝をつかないで


いつかいつか
何も無い世界へと
いつかいつか
何も無い世界へと

いつかいつか
何も無い世界へと
いつかいつか
何も無い世界へと

あの場所へ続く
帰り路に落ちる
言葉だけが足跡で
もう振り返ることもなく

あの純白へと