2022年12月10日土曜日

恩は返すものではなく、送るもの

星が一つの身体だとして

「恩」や「愛」というものを血液にたとえたとき

その流れをよくして

水分や栄養を全身に行き渡らせるには

どうしたらいいだろう。



◆恩「返し」の場合

A⇔B

の間のみで「恩の滞留」が発生し、分離の原因になる。

物や思いを限られた範囲で囲ってしまう。

拡張家族の範囲を狭めてしまう。

家族の範囲に線引きしてしまうと

その境界線を境にして争いや排除が起こる。




◆恩「送り」の場合

A→B→C→D→…→A

と、血液の流れがよくなり

「恩の循環」が起きる。

それは、一か所にとどまることなく

全身に行き渡る。

物や思いを地球規模で循環させることができる。

家族の拡大につながる。

無償循環システムの基盤となる意識であり

これがあってはじめて貧困や差別、格差がなくなっていく。



だから

できるところから

恩「返し」ではなく恩「送り」を実践していきたいな。