through the glass VERITAS


できる限りでいいからと
安寧らが満ち遊ぶあの景色を
刻む打音はモールス信号みたいね

目に見えるものばかりが
現と幻想し支配する地で
透明の先に確かな核を見つける

確固たる人格の窓口よ
どこまでも薄くて分厚い幕よ
繰り返した 繰り返した音波で
幾重のガラスさえ打ち破る

あらん限りがいいのだと
絡む感触を隔てるこの時空で
尖る本音は折れぬクリスタルみたいね

確固たる人格の窓口よ
どこまでも薄くて分厚い幕よ
研ぎ澄ました 研ぎ澄ました純度で
幾重のガラスさえ打ち砕く

qmの境界の
そのフィルターの奥にほら
確かな本体を感じてるから

確固たる人格の窓口よ
どこまでも薄くて分厚い幕よ
沸騰する 沸騰する零度で
幾重のガラスさえ溶かしてく

きらりガラス越しの真実よ
何度曇っても流れる隙間よ
泣き続けた 泣き続けた滴で
くもりガラスさえ澄んでいく

きらりガラス越しの真実よ
たとえそれが不透明でも
触れ続けた 触れ続けた感触で
私にはちゃんと見えるから
彼方からちゃんと届くから